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初の海外旅行、ロンドン遠い


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ロンドンは遠かった

「よしイギリスに行こう!」と思いたった若きある日のこと。
学校にも行かずバイト生活を送って貯めた軍資金で
HISの新宿店にチケット買いに行った日のことが思い出されます。
当時大分安くなっていたとは言え、今の倍くらいしていた航空チケット。
その中で下から2番目にお安かったパキスタン航空のチョイス。
係りの男性に、「行きはイスラマバード、帰りはカラチに寄りますから」と
教えてもらって、「ほー、パキスタンなんて、こんなことでもない限り、
行けないかもしれないからなぁ~」と、得した気分で店を後にした私。

出発当日、成田空港まで送ってくれた姉に別れを告げ、
3時間遅れくらいだったかでパキスタン航空に搭乗。
ちなみに初の海外旅行ひとり旅、まだ大学生の頃の話です。

離陸して4~5時間経った頃、機内にアナウンスが流れたものの、
何を言われてるのかサッパリ判らないでいるうちに、
着陸態勢に入りました。
「え~、イスラマバードってこんなに近いのぉ!!」と驚く私。
着陸するとなんだか様子が違います。おかしいな~と思って
隣の席に座っていたイギリス人のオンナの子に
「Where is here?」と聞いたところ、
「Beijing」というお答えが返ってきました。
(は?ベイジン?!米人?いやいやそれって”北京”だろう)
旅程表にも「Beijing」なんて、どこにも載っていません!
そう私が初めて見た外国の景色は北京空港となったのでした。

その後、万里の長城や天山山脈なんかも眼下に見下ろし、
北京で作られた機内食が出てきて、人生で一番まずかったパンを
食べることとなり(当時のことですからお許しを)、数時間後、
今度はどうやらパキスタンらしい光景が拡がり、イスラマバード空港に到着。

入国審査だって初の経験。「え?異星人のライン?何この”Alien"って!」と
度胆を抜かれ、私はパキスタン国籍の方々のラインに堂々と並んでいました。
空港の係りの女性が、それはそれは驚いて手を引いて
”Alien"のラインに連れていってくれました。
何はともあれ入国出来た私。ちょっと外に出てみましょ!と思って、
空港の外に一歩だけ足を踏み出しました。そこに広がっていたのは、
深い深い紺色の空とまばゆい星と、まったりとなま~とした空気でした。

飛行機が4時間くらい遅れるというので、
待合室でつくね~んと待つことに。
とは言え、その間ひっきりなしに老若男女に話かけられ、
紅茶を御馳走してくれたり(かなり美味しかったです)、
チビッ子にしか支給されないジュースを頂いたり、
あっと言う間に搭乗時間になりました。
「あぁ、いよいよロンドンっ!」と勢いよく席を立って機内へ。

そしてまた機内食。パキスタンで搭載されたごはん、
はっきり申し上げてニオイ、味付け、全部ダメで、
パンを紅茶で流し込みました。

しばら~くすると着陸態勢にまた入りました。
「え?もしかして私、また騙されてる?
ロンドンがこんなに近いわけないよね?」と思っていたら、
やっぱり騙されてました。
トルコのイスタンブールに到着です。
しかし!イスタンブール空港、近代化された建物で
しかも女性が美しい!!
「またいつか来たいな」と思いつつ、今だに実現されていません。

また機内食が出た記憶があるのですが、またしてもパンしか
食べれなかったんじなかったかなぁ~
そして「何故ロンドンがそこにあるのに、ここに寄る!」的に、
アムステルダムへ。でも運河が綺麗でしたね~。
「オランダで作った機内食だったら食べれるかもっ♬」と喜んでいたら、
あっという間にヒースロー空港に着きました。
私、本当に飢餓状態で夢にまで見たイギリスの地を踏んだのでした。

日本を出発したのが7月11日。
イギリスに到着したのは7月13日の夕方。
あの年の7月12日は、一体どこで過ごしていた
ことになるんでしょうね。
ロンドンはかなり遠かったのでした。









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Commented by ayy at 2015-10-28 14:53 x
主様、こんばんは

訪ずれた先々のリンク、参考になります。フットワーク軽くお出かけされてるんですね!
来月のサンクスギビングは私もナパに行くのでワイナリー訪問どこにしようか楽しみ♪です。確かに美味しい物を頂いている時は幸せ~ですね。

この記事内の「学生時代にパキスタン航空でカラチ経由でイギリス」の記事を読み、同じ経験を発見でしたー。
私も学生時代に友人と初めてのヨーロッパ旅行でフランスとイギリスに行った際に、やはりバイトで貯めたお金で格安チケット求めて、パキスタン航空使用、帰りにカラチに1泊したのでした。あの頃はまだ若さゆえ、無知で怖いもの知らずゆえのフライト選択…。20年以上も昔のことなので記憶はぽつぽつですが、空港に銃を持った兵士がいて、日本人か?と聞かれたのを思い出します。でも、主様の登場フライトは行きはイスラマバード経由とのことで貴重な経験でしたね。
私はその翌年に一人で初めてロンドン旅行を敢行した時はアエロフロート航空(今はないですよね)、モスクワ経由で、これまた若さゆえで今は無理系な選択フライト…。
主様はこのイギリス旅行で色々なエリア行かれたんですね~!!実は私の主人はイギリス人でこの春に渡英したんですが(主に旦那の家族に会いに)スコットランド、湖水地方、Sヘンジまだ訪問したことないです。。ベアトリス・ポターの世界行きたい! 学生時代や20代前半頃の好奇心に満ちあふれていた時、中年の今振り返ると至極の時間だったなぁと。レジェンド、ジョージ・マーティンにバッタリとはラッキーでしたね! 調べたらまだご存命なのは嬉しい限りです。

Commented by kerokero at 2015-10-28 17:35 x
パキスタン航空って、今も飛んでいますか?
ということは、そこ経由でロンドン入りしたんですよね。

私の初海外は英国でキャセイだったので香港でトランジットでした。
おのぼりさんの王道、大英博物館、ロンドン塔、観光バス・・・一通り経験してきました。とても楽しかったです。

4時間も待っていたんですかーーー。
それはそれは長く感じたことでしょう。
食事も当たり外れがありますね。
タイ米はどうも苦手でした〜。

ちょっと久し振りにコチラのブログを見て
あれっ、ロンドンに旅行?と。

色んな方々の初海外話、読んでいて楽しいです。

あ〜、また英国に行きたいですわ〜。
Commented by かな at 2015-10-29 12:20 x
こんにちは。

初の海外旅行が一人旅。。。
という11行目で衝撃を受けました(笑)

このあと何が起こるのかとっても楽しみです(^^)

Commented by giocasempre at 2015-10-30 15:54
日本から南廻りでヨーロッパ便って
なくなったんですよね、確か?
パキスタンを経由してロンドン入りしました。
あの時のもうひとつの選択肢スリランカ航空だったのですが、スリランカはもしかしたら自分で行くかもしれないと思ってパキスタンにしました。

アエロフロートも懐かしい~!!
一度、シベリア鉄道横断の旅を考えたことが
あったんですが、ソビエト時代、あまりにも
規制が多すぎて断念しました。

しかしよくこんな旅したものだと思います。
自分の娘がこんなんだったら泣いちゃいます。

ナパ、いいですね~
あそこに行く便利な公共の乗り物があったら
いいんですが、運転が・・・ 
 


by giocasempre | 2015-10-27 13:25 | 英国 | Trackback | Comments(4)